牛の肥育・酪農にLB Shiomi乳酸菌

LB Shiomi乳酸菌の肉牛・酪農への効果

プロバイオティクスの代表は乳酸菌です。LB Shiomi乳酸菌は数ある乳酸菌の中で、もっとも酸に強く 生きたまま腸に到達し増殖するラクトバチルスファーメンタムと言う植物性の乳酸菌を主原料とし、この乳酸菌がもつメカニズムを応用した飼料添加物です。

LB Shiomi乳酸菌を使うと

  1. 宿主の腸内㏗値を下げ、腸内フローラを健全化することにより、有害菌を抑制します。
  2. 飼料要求率が向上するため餌代および抗生物質などの薬品代が節約されます。
  3. 餌の消化吸収を高め、生育を促進し、健康を保ちます。
  4. 牛糞の臭気を減少させ、牛舎の衛生環境を保ちます。
  5. 牛糞堆肥の発酵を促進し、有用微生物を増殖させるため良質な堆肥が有機農業に役立ちます。
  6. 乳房炎の抑制にもつながります。
  7. 肉の食味が良くなります。
  8. 消化管内での乳酸発酵はメタンガスを発生しません。

牛はとてもデリケートな家畜。内臓の状態は牛の健康はとても大切な要素といえます。腸内環境が整うと、メンタルにも良い影響が整い、肉質や牛乳の質の向上に繋がります。

腸内イメージ図

臭気主成分のアンモニア臭気を低減しますので、呼吸器系疾病ならびに肝機能障害などの発生を抑制します。この作用は、牛舎の劣化も緩和します。

さらに、臭気を低減することにより、排泄物の臭いも軽減し、ハエなど害虫の発生も抑制されますので畜産環境の改善が大いに期待されます。

乳酸菌が生きたまま腸に届き、自ら産生する乳酸により腸内が活性化され、消化吸収率の改善や整腸作用により生育促進が期待されます。

また、乳酸菌が作りだす乳酸によって腸内を酸性に保ち、腸管感染症の原因となるウェルシュ菌やサルモネラ菌などの有害菌の増殖を抑制します。

ワンポイント

牛はとってもデリケートです。過密飼育や飼料内容の変更など家畜に与えるストレスで簡単に腸内菌叢のバランスが崩れてしまいます。宿主にストレスがかかると有用菌は減少し、有害菌は増加します。腸内菌叢の悪化が進むと、家畜は体調を崩し安全性や生産性の低下 腐敗産物の増加による畜産公害の拡大など深刻の状況になってしまいます。腸内環境を整えて、牛のメンタルにも気を使いましょう。

 

LB Shiomi 乳酸菌の使い方

鶏・豚・牛用の乳酸菌飼料。 普段の飼料の中に混ぜることで、家畜の体内で乳酸菌が働き、成長促進、 旨味のある肉質になり、排泄物など臭気の軽減につながります。

飼料に混合する

飼料に使う場合は、畜産用のアルファーラクトを使います。この飼料は、農林水産省より安全な飼料として認められたもので、
LB Shiomi 乳酸菌を生きたまま家畜の腸まで届けます。
他の飼料と混ぜ、飼料を乳酸発酵させてから与えると、さらに高い効果が得られます。

飲水に混合する

飲水に使う場合は、Wラクト(LB Shiomi乳酸菌水)を使います。飲ませる量は個体の大きさによります。乳酸菌を毎日体に取り入れることで、体質の改善を促し、免疫力を高め健康へと導きます。

酪農家さんからの喜びの声

搾乳機で絞った後に、腐敗菌が乳房に集まり炎症を起こすことがあり、乳房炎になると乳が絞れず牛にも負担がかかります。乳酸菌を摂取することで、牛自体の免疫力が上がるのか、乳房炎にかかりにくくなりました。他にも乳脂肪が上がったのを実感しています。

 

肥育農家さんからの喜びの声

アルファ―ラクトを90日間テストしてみました。乳酸菌を与えた方は、82%の増体に成功し、与えなかった方は29%の増体でした。肉質は柔らかくなり、食味も良く、副次的には、牛舎の悪臭が大幅に下がったように感じます。今回だけじゃなく是非続けてみたいです。