米・玉ねぎの乳酸菌農法 淡路島

玉ねぎの生産地として有名な兵庫県淡路島で、乳酸菌農法を取り入れ玉ねぎと有機米の栽培を行う「フレンズ立田」の立田さんに聞きました。

なぜ乳酸菌を使ってみようと思いましたか?

10年ほど前に「LB Shiomi乳酸菌」で人が安心をして食べられるものが出来ると聞いて、農業に使い始めました。
滅農薬を目指していますが、近隣の農家さんとの兼ね合い(隣接する農地で農薬散布される)で、私自身は農薬を使いたくないと思っても、栽培管理上つかわざるを得ない状況があります。その時微生物との共存(プロバイオティクス農法)を、教えられました。

「フレンズ立田」の立田さん

乳酸菌を使い始めてかれこれ10年近くになりますが、年々、米・玉ねぎ・他の野菜も、お客様に好評で、業者の方も目を向けてくださるようになったそうです。

乳酸菌を使った農業をして実感していることは何ですか?

安心安全な食として大切な、農薬を極力使わない「低農薬」で済むことですね。
土壌改良にも使用していますが、結果、土壌をよくすることで、野菜たちも元気になる、病気にかからない、かかったとしても乳酸菌を使う事で薬剤を使っても、野菜たち・米に薬剤の残渣が出ない。「人間も植物も同じ」といえる。と実感しています。

うれしいのは、コメの味、玉ねぎの味が好評で、年数を重ねて畑の土壌も、そこから育つ米・野菜もおいしくなることを実感してる。

ねぎ栽培
じゃがいもの収穫
自宅玄関前で稲の苗代も種から作る

どんな乳酸菌を使用していますか?

稲作は、ベータラクト(土壌改良)・乳酸菌ゲル・従来使われている肥料
畑作は、ベータラクト・Wラクト(乳酸菌水で散布用)・従来使用の肥料
虫が多い時、葉が病気になった時などは、枯草菌水・放線菌水等を使用
使うたびに安心度が増しています。