鶏卵

LB Shiomi乳酸菌の鶏卵及び親鶏への効果
アルファーラクト

「アルファーラクト」は、プロバイオティクスの代表といえる乳酸菌の配合飼料です。LB Shiomi乳酸菌は、数ある乳酸菌の中でもっとも酸に強く生きたまま腸に到達し増殖する植物性の乳酸菌(ラクトバチルスファーメンタム)を原料とし、この菌がもつメカニズムを応用した混合飼料です。

LB Shiomi乳酸菌の働きにより、抵抗力の増進、腸内細菌の活発化による栄養分吸収力の増進により下記の効果が実証されています。

  1. 一般的な雛(孵化~大雛:0~150日令)の平均生存率は95%といわれるが99%に向上。
  2. 通常採卵期間は580日程度であるが20日程度伸びる。
  3. 採卵係数も通常0.7個/日から0.75個/日に向上。
  4. 一般的な成鶏の飼料摂取量115g/日が15%減少(約98g/日)する。
  5. 飲水量の減少。
  6. 排出する糞の水分量減少、悪臭の低減⇒周辺環境への負荷低減、処理の容易化。再利用の容易化。
  7. 卵そのもののコルステロール値の低減。
  8. ハウユニット値(70%)維持期間の延長が見込まれる。⇒単体実験結果有り、比較実験結果無し。
  9. 廃鶏の肉質の向上が見込まれる。⇒脂質が多い。

αラクト (アルファーラクト)20kg 畜産飼料
使用方法
家畜(牛・豚・鶏)それぞれの餌の量に対し、本品を4/1000を添加します。

アルファーラクト
LB Shiomi乳酸菌の使い方

鶏・豚・牛用の乳酸菌飼料。 普段の飼料の中に混ぜることで、家畜の体内で乳酸菌が働き、成長促進、 旨味のある肉質になり、排泄物など臭気の軽減につながります。

飼料に混合する

飼料に使う場合は、畜産用のアルファーラクトを使います。この飼料は、農林水産省より安全な飼料として認められたもので、LB Shiomi乳酸菌を生きたまま家畜の腸まで届けます。
他の飼料と混ぜ、飼料を乳酸発酵させてから与えると、さらに高い効果が得られます。

飲水に混合する

飲水に使う場合は、Wラクト(LB Shiomi乳酸菌水)を使います。飲ませる量は個体の大きさによります。乳酸菌を毎日体に取り入れることで、体質の改善を促し、免疫力を高め健康へと導きます。

ワンポイント

鶏は、総排出腔を持ち、消化管(腸管)の末端である糞管(肛門管)、泌尿器からの輸尿管、生殖器からの生殖輸管(卵管・精管)のすべてが、共通の室(腔部)である総排出腔に開口する。LB Shiomi乳酸菌で腸内を健やかに保つことで、雑菌から卵を守り、良質な鶏卵を産ませることができます。

京都大学名誉教授
松井三郎氏

食品データベースと乳酸菌鶏卵の栄養分析比較表

食品成分データベース:文部科学省より引用
乳酸菌鶏卵:2014年8月19日一般社団法人日本分析センター調べ 検体名:中村ファーム 乳酸菌鶏卵 輝き

脂質とは、糖質、たんぱく質と並ぶ三大栄養素です。体内でエネルギー源や細胞膜、ホルモンの材料となる生命維持に不可欠な栄養素です。摂り過ぎると、体脂肪として蓄えられ肥満や動脈硬化、心臓病、生活習慣病の原因になるといわれています。(成人では50g/日が目安) 引用元:女子栄養大学医療栄養学研究室 本田佳子教授

ハウユニットとは、ハウ単位ともいわれ、一般にHUと略されています。アメリカ合衆国のレイモンドハウ氏によって1937年に提唱された単位で、2オンス(56.7g)の」卵を基準におき、平板上に割卵したときの濃厚卵白の高さの対数値を卵白の品質と考えたものです。引用元:一般社団法人 日本養鶏協会

採卵鶏の生涯コスト比較

※公的補助金は考慮せず

収支面改善
LB Shiomi乳酸菌を投与することで、1羽の採卵鶏のライフサイクルにおいて1,392円の収支改善が見込まれる。
環境面
鶏糞の悪臭を改善し、その後の堆肥化の一助になる。

シンガポール・
マレーシアからの報告

サクラブランドでは、抗生物質と成長ホルモンを使わない、自然に鶏の免疫力を強化するシステムでの養鶏を営んでいます。
先端技術と乳酸菌を用いて、充分な広さと温度管理された衛生的な環境育てた結果、柔らかく肉汁の多い美味しい鶏肉となった。また卵黄も掴めるほどしっかりとしたものに仕上がった。と報告されました。

サクラブランドを展開するkee Song社のサイト

USDA(アメリカ農務省)鶏卵標準データと
サクラ鶏卵との全アミノ酸の比較

プロバイオティクスを活用し、LB Shiomi乳酸菌が効果的かつ完全に抗生物質と有害な化学物質に取って代わり、動物体内において共生的生存を回復し、口蹄疫や鳥インフルエンザのような病気を抑制する共生細菌として利用されています。