白菜栽培の乳酸菌農法

乳酸菌農法(プロバイオ自然農法)兵庫県西脇市在地の農家(徳岡様)から白菜の情報とデータを提供して頂きました。

苗床(種子を撒き)

乳酸菌ゼリーを 100 倍に希釈して希釈水を作ります種子から 5 日後に水と別に希釈水を噴霧します。苗床(満遍なく乳酸菌希釈水を噴霧します)

苗床生育状況は順調に育っています。

土壌改良

苗床から露地に植え替える前に土壌改良します。

土壌改良の目的

永年化学肥料や農薬によって土壌は汚染されています。その弊害が連作障害や生育不良並びに
病原性による不作が問題となっていました。害虫の被害も大きな影響があり、これも課題の一つです。

土壌改良材としてβ-ラクト(※エンドファイト)を土中の中に混ぜます。10アール30 kg を撒きながら土壌の中に万遍なく施します。

β-ラクトには三種(乳酸菌・枯草菌・放線菌)の混合菌が含有してあります。

※エンドファイトとは
エンドとは内側・ファイトとは植物であります。植物の内側に侵入して、効果を表す微生物(善玉菌乳酸菌)の事をエンドファイトと称します。

三種混合菌の働きについて
LB Shiomi乳酸菌
植物性ホルモンを生成しながら植物の生育効果を発揮します。更に土壌内の富栄養分を分解し、作物に吸収させ栄養補給を促進させます。

枯草菌
土中内の害虫を作物に寄せ付けない作用があります。

放線菌
抗生物質をつくる菌で、病原性菌を制菌する菌です。

栽培の期間中18日内に害虫が付着しますので枯草菌ゼリーを100倍に希釈した希釈水を噴霧。
栽培期間中は10日に1回乳酸菌水を葉面散布します。表面・裏面とも万遍に散布します。

栽培期間普通の白菜より5日ほど早い生育

栽培期間中害虫にも付着していない。
普通の白菜より1.5倍生育が良い結果となりました。
1個当たりの重さ3.8kg ~5 kgの白菜が収穫出来ました。
白菜の重さ5kg オーバー

乳酸菌を10日に1回散布作業し、優良品の白菜を1000個収穫出来ました。