錦鯉の蓄養に LB Shiomi 乳酸菌

新潟県長岡市は錦鯉の産地で有名な地域。「株式会社 鱗」さまは野池などで錦鯉を育てている企業です。その育て方の特徴の一つに、弊社(株式会社SKY・ライフ)のLB Shiomi乳酸菌をご活用いただいています。このページでは、その使い方や効果などをインタビューして記事にしました。

新潟県長岡市の伝統的な野池の様子。

木質バイオマス専焼発電所の排熱を有効利用

美しい錦鯉を出来る限り安価で、お客様にお届け出来るように新潟県長岡市から車でおよそ2時間の距離に位置した福島県会津でも蓄養を行っています。その理由は、雪深い長岡地域での蓄養コスト。福島では、株式会社グリーン発電会津の敷地に隣接しており、間伐材などを利用した木質バイオマス専焼発電所から得られる排熱を利用した蓄養ハウスを運営されています。

福島県会津若松の養鯉蓄養施設

1棟は幅8.5メートル長さ50メートルあり、 冬季においてもボイラー等使用せずに水温8度から27度前後の範囲で水温調整可能な大型施設です。

持続可能な開発目標の「エネルギー問題」「つかう責任」「気候変動に具体的な対策」などSDGsの多くの課題に取り組まれている企業といえますね。

生簀は、すべて単独に設計されており、各池ごとに調整が可能な安全設計です。

衛生面でもきれいにされているのが伝わってきます。

腸内環境から整える錦鯉の蓄養

広い意味で環境への配慮にこだわり養鯉事業を行っている「株式会社 鱗」さまですが、もちろん鯉の様々な環境にも配慮されています。その一つに弊社(株式会社SKY・ライフ)のLB Shiomi乳酸菌を採用されています。

まず、錦鯉には胃が無いのだそうです。(知らなかった!※筆者)そして、乳酸菌の与え方や実感されていることなど伺ってみました。

「私共は販売鯉の説明をする際、この系統はどうの、質がどうのと言っておりますが、鯉の質を開花させるためには内面を整えてあげなければなりません。色んな添加物の入った高価な餌を与えるのも良いかもしれませんが、工場で餌を作る工程では必ず熱を掛けます。熱に弱い添加物も多く、成分表の数値がどこまで効果が期待出来るものであるかに疑問もあります。乳酸菌には整腸作用があり、腸の働きを低下させる悪玉菌が湧きにくい腸内環境を作ります。免疫能力を高める効果もあり、強健な体作りに一役買ってくれます。

腸内環境が整うと健康美、体表に艶が出て来ます。当然、以前より消化吸収も良くなり、糞の質が変わり水質の悪化も軽減されます。
乳酸菌は飼育水の硝化バクテリアにも良い作用を与えます。餌に乳酸菌を添加して与えるだけで、相乗効果が起こり飼育環境も良くなって行くのです。」

「私がこの乳酸菌の効果を一番実感できたのは鯉の毛仔に与える餌に添加した時でした。
間違いなく毛仔の死亡率が減り、第一選別時に揚って来る稚魚の数が変わりました。

近年は別の方法で毛仔の致死率を下げる方法を試みていた為、あえて乳酸菌の毛仔への使用は控えておりました。

が、本年度より以前(乳酸菌を使う)の方法に戻そうと思っております。

免疫能力を高める方法は、現状乳酸菌の使用が一番効果的だと再認識した、ここ数年です。

越冬明けの鯉は餌を与え始めた時に体調を崩す事が良くあります。
乳酸菌を使用して越冬明けで代謝の落ちた腸内環境を整えてあげましょう。」

「餌にお金を掛ける事にあまり興味の無い方、一般の餌を与えていても今迄よりは餌の成分をキッチリ吸収する事が出来る様になると思います。

錦鯉を飼育している方も様々で、皆さんが高級な餌を与えている訳ではありません。
高級な餌が鯉にとって良いとは一律に言えない部分もありますが。しかし、どんな餌を与えるにしても乳酸菌を添加する簡単な一手間で鯉の健康状態が上がります。

実際にLB Shiomi乳酸菌を使ってその効果を実感されている様子が伝わってきました。人にも乳酸菌は良いことがあらゆる場面で実証されていますが、錦鯉への効果はプロならではの情報でした。錦鯉を育てている方も、これから育ててみたいという方も、鱗さまのHPを覗いてみてはいかがでしょうか。

 錦鯉にご興味のある方は、是非HPをご覧ください。